tardy

見えないニートのための

コンビニ

◆ネタの宝庫 "コンビニ"

ブログのテーマを考え始めたときに

"地元の美味しいご飯"から派生して"コンビニの弁当・お菓子"を

ネタにすればいいのではないか、と考えた。

大雑把に、例えば大手コンビニ3社の中から日替わりで選択し

適当に1品買ってきて、写真を撮ってそれっぽく品評する。

コンビニには数えきれない種類の品物があり

さらに凄まじいスピードで新商品が開発されているというのだから

コンビニが衰退したり、自分が食事制限をするような事態にならない限り

ネタが尽きることが無さそうだと。

 

ただまあ、自分のような平々凡々の人間がすぐに思いつくようなことは

当然他の誰かが既に思いついているので

検索すればコンビニ商品をレビューするブログはいくらでも出てきた。

このような食に関するブログは普段全く見ないせいか

目を通してみると自分にとってはなかなか新鮮で見ごたえがあった。

 

しかし、レビューサイトの評価、あるいは宣伝はあまり参考にできないなと感じた。

これは食事に限ったことではないけれど。

◆ファストフードでよくあるアレ

食のレビューサイトに求められているのはそれが美味しいかどうかという個人の感想ではなく

記事を見た人がそれを食べたくなることが重要だと思った。

自分が見てきたレビューサイトにある商品の写真は

どれも美味しそうに撮られている。夜中に見ると絶対ダメなやつ。

公式サイトや店舗のメニューに載っている写真をそのまま持ってきたのかと思うほど

その写真を見ただけで「うわ、明日これ買いに行こうかな」と考えてしまう。

あんなにコンビニに寄ってるのになんでこの商品に気付かなかったのだろう。

 

……こんな美味しそうなもの、そもそもコンビニに置いてあった?

 

いや、無い。間違いなく置いていない。

 

以前、某ファストフード店ツイッターで〇〇バーガーが写真付きで紹介されているとき

そのツイートのリプライに「これ注文したのに全然違うのが出てくる」という嘆きがあった。

 

企業からすれば少しでも美味しそうな写真を使って宣伝したいわけだから

その写真を使うことは問題ないと思う。

でも、言い方は悪くなってしまうけれど

これと同じ現象がレビューサイトによって引き起こされている気がした。

記事を読んで買いに行き、いざ手元に置いてみると

実物を見ているはずなのになぜか写真で見たときほどの高揚感は味わえない……

あるいは、CMだと美味しそうだったのに買ってみたらそうでもないかも……

こんな感情を抱いた経験がある人は結構いるはず。

 

けれども「実物と違いすぎる」と言ってマジギレすることはまずないし

最終的に味さえ良ければ「いや~美味しかったな」と言って満足してしまう。

◆で、結局なにが言いたいのか

公式サイトやレビューサイトに載ってある写真を見て商品を購入しても

少なからず写真と実物全然違くね?問題が発生してしまうので

光の当て方とか加工とかそういうのを一切抜きにして

ありのままをスマホのカメラで写しただけの、言い方を変えれば"普通"の写真を使った

レビューブログがあってもいいんじゃないかなと考えた。

その後、食事のレビュー関連で食〇ログを見にいったところ

"普通"の写真とともに詳細に書かれたレビューが多く載っていて

やはり自分のような凡人が思いつくものは既存のものばかりだなと納得した。

よって、いまだに使用しているiPhone5Sで写真を撮ってレビューを書く

グルメ系ブログの案は没になった。

職なし金なし発案力なし、令和初日も生きてます。